質問回答ひろば | ||
回答日 | ご質問内容 | 担当 |
2011/08/14 | ロスとは、本来、『これを残しておけばその牌で聴牌していた』というものなのでしょうか? | ![]() |
2011/08/14 | 切った牌と同じものがロスになるのは必然的なのでしょうか? | ![]() |
2011/08/14 | ロスの知識を、リャンシャンテン以上で使うことは難しいですか? | ![]() |
2011/08/17 | テンパイチャンス最大のはずの『雀頭0型での搭子2つ残し』に、例外はないのですか? | ![]() |
2011/08/18 | 受け入れ枚数による、喰い仕掛け判断の基準はありますか? | ![]() |
2011/08/19 | 点数計算で「バンバン」を習いましたが、ゲームの中や、 点数計算のすぐ出来る人は、「バンバン」を言いません。なぜでしょうか? |
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2011/08/20 | 負けると腹が立ち、冷静に打てません。心を平静に保つには、どうしたらいいですか? | ![]() |
2011/08/20 | 立直後にアガリ牌を見逃すと、チョンボになるのでしょうか? | ![]() |
2011/09/08 | 期待値とはどのようなものですか? | ![]() |
2011/09/09 | 不聴罰符を恐れず降りてしまいます。 押し引きに使える数式や表(期待値や順目や点数状況等)などあるのでしょうか? |
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2011/09/13 | 立直するか否かの判断を、巡目で数値化できませんか? | ![]() |
2011/09/17 | 5ブロック理論は分かったのですが、6ブロックとした方が有利な時はありますか? | ![]() |
2011/10/05 | 初心者にこのHPを見せて勉強させていますが、私の打ち方と違い、戸惑っています。 どのように答えてあげれば良いでしょうか? |
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2012/02/22 | 槍槓の和了見逃しも振りテンになりましたよね? | ![]() |
2012/04/19 | 赤ドラをギャンブル前提とするのは、おかしくありませんか? | ![]() |
2012/08/24 | 「麻雀部」は、存在するのですか? | ![]() |
2013/06/02 | 麻雀の個人収支表をエクセルで作りたいのですが。 | ![]() |
2013/08/18 | 高校生が麻雀をするのっていけないんですか? | ![]() |
2014/02/13 | 3人麻雀の成績をつけるソフトはありませんか? | ![]() |
ロスの意味 | |
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2011/08/13 朧様より。 質問:ロスとは、本来、『これを残しておけばその牌で聴牌していた』 というものなのでしょうか? ロスの話だから、アクアさん、どうぞ。 |
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はい、その通りです。言い方を変えれば、 「その牌を捨てたことで失った受け入れ」とも考えられます。 しっくりくる考え方でどうぞ。 |
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参考になる基本知識はなにかな? |
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やはり、私の初級編でお教えしました、 「友達の多い牌、少ない牌」です。 では、るなさん、即答して下さい。 ![]() |
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19枚! |
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正解。内訳は、![]() ![]() ![]() ![]() ![]() でしたね。 |
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あはは、基本じゃん。 |
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ということは、![]() 受け入れられなくなると言うことです。 従って、 ![]() |
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「ロス」って言っちゃうと難しく感じるけど、なんのことはない、 「友達の多い牌を残そう」ってことなんでしょ。 |
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そういうことです。 雀頭1型のテンパイチャンスを最大にする時、 孤立牌を2つ残すのが良いとお教えしましたが、 これも結局、友達の多い牌を残そう、というだけのお話です。 |
切った牌は必ずロス? | |
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2011/08/13 朧様より。 質問:切った牌と同じものがロスになるのは必然的なのでしょうか? ロスの話だから、アクアさん、どうぞ。 |
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必ずしもそうとは限りません。 雀頭2型の場合で、考えてみましょう。 さあ、るなさん、この手から何を捨てると、テンパイチャンスが最大となりますか? |
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雀頭2型は、「ポンチーよし型」を作ればいいんだよね。 えーっと、 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「ポンよし」がないから、今持ってきた ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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そうですね。![]() では、次巡、もう一度 ![]() |
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別にくやしくはないね。![]() ![]() |
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と、このように、今捨てた牌が必ずロスになるかというと、そうではないのです。 |
ロス意識は2向聴から | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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2011/08/13 朧様より。 質問:ロスの知識を、リャンシャンテン以上で使うことは難しいですか? ロスの話だから、アクアさん、どうぞ。 |
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いえいえ、そう難しいことはありませんよ。 ロスの知識、どうぞ活用下さい。 しかし、ロスの勘定は、2シャンテンからで十分です。 |
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3シャンテン以上では、ロスとか数えなくてもいいの? それはどうして? |
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そしたら、るなさん、3シャンテンの手、何か作ってください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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オッケー!えーっと、じゃあ、こんな形。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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え・・・るなさん・・・。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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なに?3シャンテンだよ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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こんな手では、どう考えても、![]() ![]() ![]() |
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うん。特に何も考えなくても、友達の少ない![]() ![]() ![]() あんまし問題になってなかったかな。 じゃあ、こんなのはどう? |
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これでしたら、両搭でない部分、すなわち、![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() どれを残すか?という話ですね。るなさんなら? |
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両搭に変化しにくい、![]() ![]() |
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まあ、そんな感じです。 3シャンテン以上の場合だと、友達が多いか少ないか、どの搭子が有利か、 こういった判断だけで、手は有利に進みます。 言い方を変えれば、3シャンテン以上では、「一目見て不要な牌だと分かるもの」を 捨てるだけでいいのです。 ロスを数える必要は、あまりありません。 ちなみに、この例では、 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 7枚のロスとなります。 |
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ここまでをまとめると、「3向聴ではロスを数える意味はあんまりない」ってことだね。 じゃあ次は、2シャンテンの場合を考えてみようよ。こんな手でどうかな。 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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2シャンテンになりましたね。 このような手ですと、そろそろロス的な意識が必要となります。 捨牌候補は、どれですか? |
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私もその考えに賛成ですよ。 では、その3つで、友達の数を数えるのと同時に、ロスも数えてみましょう。 ![]() ![]() ![]() |
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いずれにしても、![]() なんだ、ロスを数える方が、圧倒的に簡単じゃん。 |
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そうなんです。ロスを数える訓練をしますと、どの牌が不利か、 瞬く間に分かるようになります。 |
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私はずいぶん練習して、ようやく分かるようになったよ。 一朝一夕には身につかないよね。ロスを数えるのって。 |
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麻雀に限らず、どんなことも、訓練することで身につくのが人間ですよ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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だよねー。 ってことで、リャンシャンテンから、ロスを考えて捨牌を行うといいよ。 でも、そんなすぐにできるようにならないから、根気良く訓練してね! |
雀頭0型の【例外】 | |||
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2011/08/17 dragonjr様より。 質問: ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() このような手牌から1枚捨てる時、テンパイチャンスを最大にする為に、 ![]() ロスの枚数で考えると、どうやら損をするようです。なぜですか? テンパイチャンスの話だから、アクアさん、どうぞ。 |
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あああ、見つかってしまいましたか…。 ご指摘の通りなのです。 |
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ええっ。雀頭0型は「搭子を2つ残す」のが、 テンパイチャンス最大だって教えてくれたの、 アクアさんじゃない。あれは間違いだったの? |
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「雀頭0型で搭子2つ残し」、 ほとんどの場合で、これは間違いありません。 ですが、このご質問の手格好ですと、 例外的に、この法則が当てはまりません。 |
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例外ってことなんだね。 どうしてそんなことになっちゃうのかな。 |
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順を追って考えてみましょう。 まず、残った2つの搭子が、いずれも辺搭ですね。 この辺搭をひとつ崩す…例として、 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() の、合計13枚となります。 ちなみにこのロス枚数は、 『搭子の一方が嵌搭』 『搭子の一方が辺搭』 の場合にも当てはまります。 |
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えーっと、確かにそうだね。 | ||
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これより大きなロスを生む打牌は、滅多にないのですが・・・。 今回のご質問の手ですと、 ![]() なんと14枚ものロスが生まれるのです。 |
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うそ!そんなことってあるの? | ||
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この形は、私の中級、「途中受け・最終受け」にてご紹介した、 「単騎暗刻順子」の形となっており、 受け入れが、 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 搭子を2つ残さなかった場合のロス13枚より多くなってしまうのです。 |
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なるほど…。その理屈でいくと…、![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「暗刻ノベタン」の場合も、受け入れが17枚だから、 今回のような場合、ロスが多くなっちゃうね。 |
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そういうことですね。 ちなみに、残した搭子が、どちらも両搭であれば、 このようなことは起こりません。 このような手で考えてみてください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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えーっと、この場合だと…![]() じゃあ、 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 合計、17枚。 ほんとだ、搭子が両方とも両搭なら、 「搭子を2つ残す」ために ![]() ロスが少なく、効率がいいね。 |
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そうでしょう。 レアケースは考えず、雀頭0型においては、「搭子を2つ残す」と 覚えておきさえすれば、十分なのです。 |
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まとめると、
この2条件を満たした場合のみ、 「雀頭0型は、搭子を2つ残すのがテンパイチャンス最大」 という法則が当てはまらない、ということだね。 でも、あんまりないことだから、覚えてなくても差し支えない、って 考えてもいいんじゃないかな? |
状況あっての喰い仕掛け | |
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2011/08/18 朧様より。 質問:受け入れ枚数による、喰い仕掛け判断の基準はありますか? 例えば、『〇枚受け入れで〇シャンテン〇順目で仕掛けたほうがよい』 などの目安はあるのでしょうか? 喰い仕掛けの話だから、ファエルさん、どうぞ。 |
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そのようなものはありません。以上です…。 |
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わっ、ちょっとちょっと、どこ行くのファエルさん! 本当に、そんなものはないの? |
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あるかないかで言えば、あると考えます。 |
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あっ、ほら!それについて答えてよ! |
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証明したわけでも何でもありませんが、 「ある状況において、ある牌を鳴くべきである確率」というものは、 おそらく計算できることです。 簡単な例を。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 現在 ![]() ![]() そこに、2枚目の ![]() |
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どう考えてもポンするしかないね。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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その通りです。この手格好で、条件がなにひとつなければ、 100%ポンするしかないですね。 |
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うん。ここまでは理解できる。 |
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では、![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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えらく極端な話だけど…それならポンしないかな。 結局 ![]() |
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私もそう思います。 と、このように、条件次第で、喰い仕掛けをするかしないかは、 コロコロと変わるものなのです。 条件は、多岐にわたるため、喰い仕掛けの判断条件など、 もはや、把握しきれません。 |
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確かに。つかみどころがないね。 |
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しかしながら、現在の状況に応じ、喰い仕掛けをするかどうかの判断は 容易に行えるのです。 先ほどの例でも、るなちゃんは、ある状況を与えられたら、 『結局 ![]() 簡単に導けましたよね。 |
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うん。誰が考えても同じだと思うよ。 |
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このように、喰い仕掛けというものは、 「現在の状況がこうなので、喰い仕掛けを行う」 と考えるべきなのです。 「喰い仕掛けを行うのは、このような状況の時」と考えると、 考えることが多すぎて、頭がパンクしてしまいます。 |
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ははあ、なるほど。そういうことか…。 |
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理解を深める為、こんな問題を考えましょう。 るなちゃん、「152399025」 この数、何かの数の2乗です。なーんだ? |
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ええっ。・・・わかるわけないよ。 |
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第2問。 「12345」 これを2乗すると、なーんだ? |
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あ、それならできる。えーっと、12345×12345=… 「152399025」になったよ。合ってる? |
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正解です。 |
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あっ、この答え、1問目に出された問題と同じじゃない。 ってことは、1問目の答えは、「12345」? |
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その通り。 何かの数を2乗するのは簡単でも、 2乗した結果から、元の数を調べるのは、とても難しいのです。 今回のご質問も、これに似ていますね。 条件が分かっていれば判断は簡単。 でも、条件の分からないうちから、判断基準を作ることは、 非常に難しいのです。 |
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なるほどねー。 状況あっての喰い仕掛け判断、ってことなんだ。 |
昔は常識「バンバン」 | |
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2011/08/19 しゅーにゃん様より。 質問:ゲームの中や、慣れた人は、「バンバン」を 言っていないように思います。 みんな、「バンバン」を前提として、点数計算しているのでしょうか? 点数計算の話だから…誰にお願いしようかな。 それじゃ、シャインさん、どうぞ。 |
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あら。ご指名頂き、光栄ですわ。 バンバンというのは、「指折り計算法」を行う際、 公式内(飜数+2)の「2」を表現する為につけられた 便宜的なものですの。 ですから、ゲームの中や、慣れている人は、 わざわざ「バンバン」とは言わないのが、昨今の常識と なっておりますわね。 |
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最近は、私も、 指を折らなくても、符と飜数だけで、点数を言えるようになったよ。 点数計算のゴールは、丸暗記だよね! |
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しかしながら、こちらの世界の時間で…今からおよそ60年前は、 通常のアガリ役の飜に、「バンバン」を添えるのが、 むしろ常識でしたのよ。 |
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へー、常識だったんだ。どうして? |
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60年前より昔の点数計算の方式は、現在と異なり、 「バンバン」は、ありませんでしたの。 また、役がひとつもなくてもアガれたようですわね。 |
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マジで?ってことは、子が20符の役なしでアガると… た、たったの80点? |
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そうですわ。 10点単位も支払うことになっていたので、問題なかったんですの。 |
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昔は、そういう点数計算をしていたんだね。 |
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それだと、点数が少なくて面白くないと考えた人間が、 もっと点数が高くなるよう、考案したのが、 芸者牌(ドラ)であり、「バンバン」ですの。 |
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「バンバン」も、人間の悪しき欲望から生まれたものだったんだ。 初めて知ったよ。 |
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そんなこんなで、これまでにはなかった「バンバン」が普及し始めた頃は、 飜数に、「バンバン」を加えて申告するのが当然でしたのよ。 平和のみのアガリでも、「平和バンバン、3飜」と言ってしまう高齢者の方を よくお見かけしますが、これは、昔の習慣が染み付いているためのことですの。 |
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そうだったんだ。まとめると、 「現在は、飜数に、わざわざ『バンバン』を入れない」 「昔は、飜数に『バンバン』を加算するのが常識だった」 ってことだね。 |
麻雀は己を律するゲーム | |
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2011/08/20 ギンツバメ様より。 質問: 自分の場合、メンタル面で弱いところがあるようで、 序盤で満貫、跳満振ったりすると消極的になったり、 負けが込むとヤケになったりする面があるようです。 負けてるときのメンタルの保ち方、 のようなものの極意があったら教えて下さい。 これは・・・麻雀に対する心構えの話だね。 フレムさんに聞いてみたいな。 フレムさーん。 |
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(ボッ) よっと。どした、るなちゃん。 |
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ご質問だよ。 負けてる時、どうしたら心の平静が保てますか?だって。 |
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なるほどね。あたしもよく、負けが込むと、乱暴な打ち方して、 女神様に怒られたもんだわ。 |
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(あはは、やっぱり。) 今は、どうやって、心の平静を保っているの? |
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麻雀ってさ、誰と戦っているんだ思う? |
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え…他の3人とじゃないのかな。 |
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違うよ。他の誰でもない、「自分」と戦うべきなんだ。 |
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どういうこと? |
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いつもの自分のままで、どれだけいられるか。 それが、麻雀なんだ。 心の平静を保てない人は、敵を、「同卓している3人」だと思ってる。 そして、高い手を振り込んでしまうと、「この野郎」と腹を立てる。 でも、それは違うんだよ。 麻雀は、いつだって、自分との戦い。 腹が立ったということは、「自分を見失った」ってことだよ。 現在の自分が考えうる、最善の一打を打っても、 大きな手に振り込んでしまうことは、もちろんあるだろうさ。 でも、それは、あくまで、自分にとっては「最善の一打」。 最善の一打っていうのは、「自分に勝つ一打」だ。 だったら、振り込もうが何しようが、胸を張ればいいんだよ。 「これを捨てるのが最善だった。我が捨牌に、一片の悔いなし」ってね。 |
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そうか・・・麻雀は、「自分を見失う」のが、最もいけないことなんだね。 自分を見失うということは、戦うべき相手を見失うということ。 自分を見失った打牌は、必ず後悔を生むし、 自分をしっかり見据えての打牌なら、悔いは残らないはず。 |
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そういうこと。 逆に言うと、自分を見失っている状態で、麻雀なんて打っちゃダメだよ。 敵が見えていないのと同じなんだから。 真剣を持っての決闘で、自分だけ目隠しなんて、あり得ないだろ? |
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うん、そりゃそうだ。 自分を見失うほど心が動揺していたら、一旦、麻雀から離れないとだね。 心が落ち着いて、自分が見据えられたなら、また卓に戻ろう。 |
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次の半荘を始める前に、自分自身に問いかけてみてくれ。 「今の半荘、自分に勝てたか?」って。 自分に勝てたと思うなら、次の半荘も、多分大丈夫。 自分に勝てなかった場面があったなら、その場面を思い出して、 なぜ自分に負けたのかをよく考えることだね。 |
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半荘終了後も、自分を見据える…。 そこまでできれば、心は常に平静だよね、きっと。 |
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ま、全部、女神様の受け売りだけどな。 お陰で、あたしも今では、心の平静を保ったまま、麻雀を打てているよ。 |
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そっかー。まとめると、 「麻雀は、自分との戦い。己を律するゲームである。」 「自分が納得する一打で振り込んだのなら、胸を張れ。」 ということだね。 |
立直後の見逃し | |
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2011/08/20 雀暦1年様より。 質問: 「リーチ後あたり牌を見逃すとチョンボになる」 と聞きましたが・・・本当ですか? フリテンに関わる話だね。ウィンちゃん、答えてよ。 |
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えっ?リーチ後にロン牌を見逃すとチョンボ? そんなわけ、ないじゃない。 |
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なんかね、そういう風に主張する人もいるらしいよ。 |
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うーん。その人、 「リーチ後ロン牌見逃しはチョンボ」っていうルールで、 麻雀を楽しんでいるんじゃないかなあ。 ルールを決めるのは、自由だからねー。 だけど、一般的に知られているルールだと、 リーチ後の見逃しは自由だし、チョンボにもならないんだよ〜。 |
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まとめると、 「一般的なルールだと、リーチ後の見逃しはチョンボにならない。」 「しかし、チョンボとするルールの場合あり。要確認。」 ってことでいいかな。 |
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うん。それでいいと思うよ〜! |
期待値 | ||||||||||||||||
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2011/09/08 朧様より。 質問: 期待値とはどのようなものですか?求め方は? これは、算数のお話だね。アクアさん、どうぞ。 |
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期待値…。人間の世界では、そのように呼ぶのですか。 期待値とは、ある確率で得られる報酬の評価を行う為の考え方です。 |
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報酬の評価、か…。具体例を教えてよ。 | |||||||||||||||
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私の初級で、るなさんに「確率」の話をしましたね。 あの話を、期待値で考えてみましょうか。 |
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あー、あの、私が2連続で6出したお話ね。 『ナンバー不揃いで50億はあるぞ、 おまんじゅうのシャワーだ、それー!』 ってやりたかったのに。 |
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あの時は残念でしたね。 あの賭けを、期待値で説明します。 期待値は、(得られる報酬)×(得られる確率)で算出します。 さいころの1から5までを出したら、おまんじゅう1個もらえて、 さいころの6が出たら、おまんじゅう1個没収。 これらの期待値は、以下の通りです。 もらえる期待値 (1個)×(5/6)≒0.83 とられる期待値 (1個)×(1/6)≒0.17 差し引き、0.66となりましたね。 これは、るなさんが、さいころを1回振れば、平均で、 0.66個のおまんじゅうをもらえるという意味です。 即ち、100回さいころを振れば、66個。 1000回さいころを振れば、660個のおまんじゅうが もらえることが期待されるのです。 |
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あの時は2回しかさいころを振らなかったけど、ずーっと続ければ、 やっぱり圧勝だったんだね。 |
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この理論は、麻雀にも適用されます。 以下の例をご覧下さい。 |
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えっと、今は![]() ![]() そこに ![]() ![]() だけど、嵌張待ちになっちゃうね。 役をとるか、効率をとるか…。 フレムさんとけんかになるパターンだね。点数状況はどうなの? |
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東1局の平場(全員が原点)と考えて下さい。 自分は子だとしましょう。 |
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だったら…うーん、どうしよう。 わずかでも確実にリードしておくか、分は悪いけど大きくリードするか。 ![]() ![]() |
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そこで、期待値の出番です。 パターンAでの、各捨牌の期待値を算出してみましょう。 |
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「確率」の部分に書いてある数字って…アガリ牌の枚数じゃん。 確率になってないよ? |
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正確には、確率の分母には、 「まだ見えていない牌の枚数」が入るのですが、 両者の比較において、分母は全く同一と考えられますので、 省略しました。 |
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ってことはさ、麻雀での期待値って、 期待値=(アガリ点)×(アガリ牌の枚数) と勘定してもいいってこと? |
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その通りです。 | |||||||||||||||
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じゃあ、期待値を見てみると… おおっ、三色同順にする ![]() ここは ![]() |
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正解です。 では、パターンBでは、どうでしょうか? |
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あれっ。期待値が、同じになった。 | |||||||||||||||
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そうですね。 期待値で考えれば、「どっちを捨てても同じ」ということです。 お好きな方を捨てて下さい、といったところでしょうか。 |
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どうして、こういう結果になったのかな。 | |||||||||||||||
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パターンAは、三色同順を目指すと、確率が半分(1/2)になる代わりに、 2飜…つまり、点数が4倍になりました。 期待値は、確率と点数の掛け算だったことを思い出しますと、 これらを掛け合わせれば、(1/2)×(4)=2。 つまり、元の期待値の2倍となるのです。 パターンBは、三色同順を目指しても、確率が半分(1/2)に下がったのに、 点数は、1飜…2倍にしかなりません。 これらを掛け合わせれば、(1/2)×(2)=1。 即ち、期待値は元のままなのです。 |
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なるほど。アガリ牌が半分になっても、点数が2倍以上なら、お得なんだ。 ということは、期待値を計算する代わりに、 (アガリ牌の減る比率)×(点数の増える比率)が、1より高いか低いか、 ってことでも、比較はできるよね。 例えば、3門張、11枚待ちを、単騎3枚待ちに変えると、点数が8倍になる、 なんて場合があったとすると、 (3/11)×(8/1)=2.18。 あ、単騎待ちの方が期待値が高い!みたいに。 |
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素晴らしい発想です。その通りです。 今のるなさんの式を、言葉で表現すると、 (手を変えた後のアガリ牌の数/手を変える前のアガリ牌の数)× (手を変えた後の点数/手を変える前の点数) これが1以上であれば、手を変える価値がある、ということですね。 |
攻める判断基準を作ろう | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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2011/09/09 朧様より。 質問: 東風戦でも半荘でも大概の場合ノーテンを恐れずにベタ降りしてしまいます。 これは下りないほうがいいなどの押し引きに使える数式や表(期待値や順目や点数状況等)などあるのでしょうか? 数式…ってことは、アクアさんにお願いしようっと。 |
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なるほど。 基本的に、自分が勝負手でないのなら、ベタオリ… その路線で差し支えないと思いますが。 |
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押し引きの参考になる表みたいなのがあるかどうか、だって。 そういうの、アクアさん、作れる? |
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うーん。麻雀というものは、局面ごとに違う判断をしますので、 いつでも使えるかどうかは分かりませんが…。 数式で合理的に判断する、ということは、できますね。 |
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それ!それを教えてよ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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かしこまりました。 では、まず、質問です。 両搭が面子になる確率は、いくつでしょうか? 但し、確率の分母は、一切の牌が見えていない…という条件とします。 持っている両搭すら見えていません。 |
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ってことは・・・136枚の牌を全部伏せて、 両搭完成に必要な8枚を引くかどうか、って話だから、 8/136 ≒ 6% これでいい? |
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正解です。 この「6%」という数字は、麻雀人生を平均し、 「17枚の牌を引いて来た時、面子が完成する」 ことを意味します。 |
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なんか急に壮大な話になったね。麻雀人生って…。 えっと、6%×17=102%だから、17枚引いたら必ず完成する、 ってことでいい? |
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はい。そういうことです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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これ、自分のツモの話だよね。 喰い仕掛けとか、ロンとかは考えないの? |
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話が煩雑になりますし、上級者ほど、振り込み率が低くなることを考え、 喰い仕掛けやロンは一切無視します。 頼れるものは、自分のツモだけ。 そういった限定でのお話ですので、ご承知おきください。 |
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分かった。ツモだけね。 なるほど、必要牌の数/136を計算すれば、 必要な牌を引く確率が計算できるし、 100をその数字(%)で割れば、 何枚ツモれば引いてこれるかが分かるってことか。 |
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そのような計算で、算出した表が、こちらです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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なるほど…。 辺張待ちとかを完成させるには、有効牌は4枚だから、 34枚は引かなきゃだし、 単騎待ちで考えると、有効牌は3枚だから、 45枚は引かなきゃならないってことか。 っていうか、麻雀のツモ回数って、親で18枚しかないんだから、 両搭の有効枚数8枚より上じゃなけりゃ、「100%完成する」とは言えないね。 |
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そうですよね。いまいち、実感の湧かない表となっています。 では、「完成する」「完成しない」という、2値的な考え方で行きましょう。 即ち、有効牌を引く確率が、50%以上であれば、手を進め、 そうでなければ、降りる…という戦略を立てたとします。 この戦略であれば、上の表は、このように変わります。 |
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4枚の有効牌が欲しければ、ツモは17枚あればいいんだね。 ってことは、辺張待ちのダブルリーチって、 アガれるかアガれないかは半々の確率ってことになる? |
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そういうことになりますね。 アガリ牌の一切見えていない両搭は、有効枚数8枚。 9枚のツモで、アガれるかアガれないかが半々です。 ということは、8巡目までの両搭での立直は、 アガれるかアガれないかで考えれば、 アガれる可能性の方が高いことになります。 |
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そっか。この表を見て、有効牌の枚数と現在の巡目を調べれば、 攻めに行くか降りるかの判断が、合理的にできるってことだね! そしたらさ、「有効牌の枚数」と「巡目」っていう項目で、表を作ってみてよ。 |
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その方が使いやすいですね。 えいっ。 |
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ひゃー、分かりやすくなった。 10巡目で両面待ちなら立直だね! だけど、11巡目以降は、両面待ちでも降りちゃえ。 |
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と、このように、ご自分の面子完成率基準で、 自在に表を作ることが可能です。 面子完成率60%を目指すなら、もっと厳しい数字になりますし、 面子完成率40%で妥協すれば、もっとゆるい数字になるでしょう。 計算は簡単ですので、色々と試してみて頂ければと思います。 いかがですか?前提はやや大雑把ですが、非常に合理的でしょう? |
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うん。とっても合理的だ。 ちょっと、excelで、計算機を作ってみようっと。 カタカタカタ。カチカチカチ。 はいっ、できた。 黄色いところに面子完成率を入れると、 何巡で、何枚の有効牌が残っていればいいか、すぐ表になるよ。 |
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…なんてことでしょう。 るなちゃんの世界には、いつの間に、このような便利なものが…? ついこの前、「そろばん」に脱帽したばかりだと思っていたら…。 まさに日進月歩。人間は、実に侮れない生き物です。 何とおっしゃいましたか?ゑゑゑ、エクセル? わっ、私も是非、お、お、お勉きょ…(ぺちゃ) |
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あらあらあら。アクアさん、卒倒しちゃったよ。 よっぽどexcelに驚いたみたいだね。 アクアさんが言った式を、入れただけなんだけどな…。 あ、ここをご覧の皆さんも、良かったら使ってみて。 たいしたものではないので、ご自由にどうぞ。 ここから、右クリックで「対象をファイルに保存」するといいよ。 |
立直か否か | |
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2011/09/13 朧様より。 質問: 統計などで勝ちに直結しやすい打点(5200や6400や7700)の 良形や愚形でのダマ判断を順目(子or親)で数値化はできないでしょうか? 珍しく立直の話題だね。シャドーネさーん。 |
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(シュバッ) なんだか久し振りね、るなちゃん。 |
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ご質問、読んでみて。 巡目に応じて、立直するか否かって、決められるものなの? |
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ふーん、なるほど。難しく考え過ぎよ。 |
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そうなの?どういうこと? |
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すぐ上の質問で、アクアが、勝負を続行する巡目について、 お答えしてるわよね。 |
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うん。ツモに限った話だけどね。 |
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それなら尚更、「勝負する巡目」っていうのは、 「立直をかけてツモれる巡目」とも考えていいわよね? |
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そうか。ツモ限定の話ってことは、 立直をかけるデメリット「敵が逃げていく」ってことを、 考えなくてもいいってことだよね。 |
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そう。 あとは、ご自分の手と相談。 立直をかけることで、5000点以上になるなら、立直をかければいいの。 何も難しくないのよ。 面子完成確率を50%と見積もった場合、 有効牌4枚がアガれると見込めるのは、1巡目だけだったでしょう? そう考えれば、ダブル立直の場合以外、嵌張待ちなどで立直をかけては いけないって判断になるわ。 有効牌8枚の両面待ちであっても、11巡目以降は立直しない。 逆に、10巡目になる前なら、即立直よ。あ、5000点以上が条件だけどね。 |
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うーん。だけど、実際は、嵌張待ちの立直であっても、 「絶対立直しちゃダメ」っていうほど、アガれなくはならないような…? |
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そりゃそうよ。 ロンの可能性もあるし、絶対ツモれないとも限らないんだから。 あくまで、合理的な判断…というか、 私に言わせれば、理屈をこね回した上での判断よ。 だけど、何より、分かりやすいでしょ? だから、合理的な判断の上では、 アガれるかの判断=立直の判断、として差し支えないわ。 |
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なるほど。アガれそうかどうかの判断だけでいいんだね。 ちなみに、ロンの可能性が下がることを考慮すると、どうなるのかな。 |
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ロン牌が捨てられるかどうかは、敵の状況次第だから、 たくさんの対局データをとって、統計的に考えるしかないわね。 そういうことは、そちらの世界の、 統計が大好きな人間に教えてもらうといいわ。 |
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そっか。単純な計算では出てこない分野なんだ。 アクアさんの言ってた「攻める基準」だけで、立直判断をした方が、 統計的には間違っていたとしても、自分が納得できるかな。 まとめると、立直か否かの判断は、「アガれるか否か」の判断で十分、 ということだね。 |
「不要牌」を意識しよう | |
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2011/09/17 朧様より。 質問: 「前に質問した5ブロック理論というのが 一般的に効率がいいと聞きましたが、 それでも6ブロック理論にしたほうが良い時もありませんか? またそれはどのような時でしょうか? えーっと…これは誰にお願いしたらいいんだろ。 |
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(ヒュン) じゃじゃーん。ウィンが答えるよ! |
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わあ、驚いた。 ウィンちゃんが答えてくれるの?ってことは、 フリテンか何かに関係する話なのかな。 |
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ううん、違うよ。 「不要牌を持ちすぎない」ことに関わるお話。 |
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不要牌に関することなんだ。 私、ちょっと思いつかないから、具体例を出してくれるかな。 |
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じゃあ、こんな例で考えよ〜。 東1局南家、2巡目だよ! |
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ひとメンツもできてないけれど・・・ 234や678の三色同順が見えるね。 断幺…は厳しいかな?でも、平和は十分狙える。 将来が楽しみな手だね。 |
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この手、ブロックに分けると、どうなるかな? |
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おっと、6ブロックに分かれた。 どれかは不要ってことか。 牌効率を考えれば、 ![]() ![]() どの面子が先に完成するかで、どれを捨てるかが決まるね。 |
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そうだね〜! じゃあ次は、こんな例。 東1局、南家、5巡目だよ! |
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平和一直線、って感じだね。![]() これもブロックに分けてみると… |
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6ブロックになっているけれど、 浮いた ![]() |
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ここで、状況を説明するよ。 4巡目に、 ![]() ![]() さあ、るなちゃんなら、どうする? |
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え…そういう状況だと、![]() ![]() 完成しないと見ていいよね。 だとしたら、ちょっとブロックの仕切り方を変えて… |
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こう考えて、![]() ![]() ![]() 他にも、ピンズ屋さんがいて、河にピンズが ろくすっぽ出てない時とかも、ピンズ待ちにするより、 ソーズ待ちにした方が有利だろうから、 ![]() |
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そうだよね〜。ってことで、まとめると、 序盤なら、とりたてて、5ブロック理論なんて 考える必要はないんだよ。 どの方向に手が進んでもいいように、手を太らせて おいた方がいいと、ウィンは思うよ! |
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私もそう思うな! 序盤から、敵に振り込む心配してたら、 ゲームにならないもんね。 |
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うん。その通りだよ。でも…。 |
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でも? |
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「不要牌を抱えている」っていう意識だけは、 しっかりと持っていて欲しいんだ〜。 敵が攻撃を仕掛けてくる前に、 どれかは捨てなきゃいけない…。 最初の例でいけば、234と678、どっちの三色同順に 決めるかは、中盤に入る前には決めなきゃいけないの。 そして、中盤の中ほどでは、100%安全牌が 確保できている状態になっていなければならないんだよ。 |
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そっか…。 選り好みできるのは、若いうちだけってことなんだ。 麻雀って、人生と同じだね。 |
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まあ、いつでもベタオリする覚悟があるなら、 敵の攻撃ギリギリまで選り好みしてもいいんだけどね〜。 自分もアガリに向かうなら、できれば、 中盤までには不要牌の処分をした方がいいんだよ。 |
「ステップ」ごとに違う目的・打ち方 | |||||||||||||||||||||
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2011/10/05 伊豆様より。 質問: 初心者にこのページを教えて解説や説明をしているのですが 自分の打ち方はこのページとはかなり違います。 なのでよく、 「このHPに書かれていない打ち方だけど、それでいいの?」 と聞かれ、返答に困ってしまいます。 ちなみに私は相手の捨て牌を見て読む方で、 かなり手作りや点数にこだわります。 また3000点以下の振り込みは一切気にしません なんと答えればいいでしょうか? あー、これは「麻雀の基本と応用」に関するご質問だね。 基本といえば、アイカさんだ。アイカさーん! |
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はいっ。お呼びでしょうか、るなちゃん。 | ||||||||||||||||||||
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これこれ、こういうご質問なんだけど・・・。 | ||||||||||||||||||||
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なるほど。それは初心者様が戸惑うのも無理はございません。 麻雀において、基本と応用では、ほぼ正反対のことを行うのですから。 |
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正反対!そんなに違うのかな。 | ||||||||||||||||||||
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簡単な例を申し上げますと…。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さあ、るなちゃんなら、ここから何を捨てますか? |
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これは、どう見ても萬子屋さんでしょ。![]() ![]() それに、 ![]() ![]() |
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上級者の域に達したるなちゃんであれば、そうでしょう。 しかしながら、「牌効率」の観点で考えれば・・・? |
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効率だけを重視するのなら、当然、![]() ![]() 友達の少ない牌だもん。 |
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その通りです。 役を狙ったり、敵の動きに気をつけたりといったことができるならば、 ![]() ![]() ですが、それは、初心者様にとっては、もっとずっと先の話。 麻雀の基本ともいえる「牌効率」を身につけてから学ぶべきものです。 |
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そうか。 基本も身についていないのに、応用を考えちゃうと、混乱するね。 |
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そもそも、麻雀の学習プロセスには、大きく分けて、4ステップあります。
多くの方は、このような過程を経て、上級者へとステップアップしていくのです。 |
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自分のことを振り返ってみると、確かにそうだね。 まずはアガリの爽快感を得ようとしたし、それだと勝てないことが分かってきて、 振り込まないようにしてみたけど、それだとトップをとれなくて、 勝負手なら討ち死にも止む無し、って考えるようになっていった。 |
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各ステップでは、麻雀に対する目的が、全く違います。 打ち方も、大きく異なるのは、当然のことですよね。 しかし、実は、このことが、初心者様に麻雀を挫折させてしまう 大きな原因なのです。 |
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えっ・・・どういうこと? | ||||||||||||||||||||
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ステップ4にいる方が、ステップ1の方に、麻雀の打ち方を教えるとしましょう。 ステップ4の方は、知識も経験も豊富ですが、 ステップ1の方は、まだ何も分からないのです。そんな状況で、 「メンツ4つとアタマひとつ揃えればアガリ。 メンツにはコーツとシュンツがあって、ツーパイはコーツにしかならない。 アタマは可」などと、中国語でまくし立てられたら、初心者様はどう考えますか? |
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うわ・・・多分、チンプンカンプンだ。 「だめだ分からない、私には難しいゲームなんだな・・・」 そう考えるよね、きっと。 |
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また、ステップ4にいる方が、ステップ2の方に打ち筋を教えるとしましょう。 ステップ4の方は、先ほどの例で考えれば、 ![]() ![]() しかしながら、ステップ2の方は、ようやく牌効率を習得したばかり。 いくら萬子が多いとは言え、 「本当にそれでいいのか。だめだ理解できない、俺に上達は無理なのか・・・」 と考えてしまいます。 |
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なるほどね・・・。 上級者の「当たり前」は、初心者様の常識を否定しちゃうから、 初心者様は、やる気を失ってしまうんだ・・・。 |
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各ステップでの目的に合わせた教え方をしなければ、当然、迷うのです。 言い方を変えれば、「各ステップに合った打ち方がある」ということです。 ステップの低い方が、高い方の打ち筋を見て、 疑問を感じるのも無理はないですね。 |
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じゃあ、このご質問の場合、どう答えたらいいんだろう。 | ||||||||||||||||||||
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そうですね。 「この打ち方は、いろんな知識を習得してからやっとたどり着く打ち方だ。 今の君が理解できないのも無理はないんだ。心配しないでいい。 今はとにかく『アガることを楽しむ』ことに全力を注いでくれ」 などと答えるのが良いのではないでしょうか。 ポイントは3つです。 @ 麻雀の上達にはステップがある。 A ステップごとに目的が違い、打ち方も違う。 B 従って、上級者の打ち方を、初心者に真似させてはならない。 これをご理解頂くことが、なにより肝要です。 |
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なるほど!ってことは、 同じ麻雀に見えるけど、全然別のゲームをやっていると考えればいいのかな? |
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あながち、間違ってはいません。 そのような心構えで、上級者は、初心者様の指導に当たって頂きたいですね。 |
加槓の牌は「打牌」です | |
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2012/02/22 桃さんより。 質問: 「槍槓の和了見逃しも振りテンになりましたよね?」 フリテンのお話だね。ウィンちゃーん。 |
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(ヒュン) いえ〜い!ご質問は久し振りだねっ! |
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そうだねー。もっと質問が寄せられるように、 いろいろ工夫しないとかも。 今回のご質問は、搶槓を見逃すと、フリテンになるか、だって。 |
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んーと、あれっ?ご質問の文章と、漢字が違うよ? |
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え?ああ、本当だ。ご質問では「槍槓」となっているね。 フレムさんは、「搶槓」って教えてくれたけど。 どっちが正しいのかな? |
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(ヒュン) アイカおねえちゃんに聞いたらね、「どっちでもOK」だって。 本当は「搶槓」が正しいんだよ。「搶」って、『奪う』って意味の字なの。 加槓しようとした牌を奪うってことだよね。 けど、最近は、「槍槓」って文字も使うらしいよ。 使いやすい字を当てるっていうのは、人間の行動仕様なんだって。 よくわかんないけど。 |
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日本人って、品質とかには厳格な癖に、 文字とかにはファジーだよね。 一貫性のない生き物だよねー・・・。 |
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だけど、そこが人間のいい所かも。 せっかくだから、ここでは「槍槓」の表記を使おうよ。 |
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うん。そうしよっか。で、ご質問の内容だけど・・・。 私はフリテンになると思うけど、どうなの? |
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もちろん、フリテンになるよ。 ロンするチャンスを見逃した、ってことだもんね。 加槓した牌は、実は、打牌と同じなんだよ〜。 |
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でも、打牌って、「河」に捨てた牌のことを言うんだよね? よく考えると、なんか変な気もしてきたよ。 |
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へへへー。だから「槍」で突き刺すんじゃない。 河に出てないけど向こうで見えた牌をさ、こう、槍で刺して。 こっちに持ってくる感じ? そう考えると、この当て字も、なかなかいいんじゃないかな〜。 |
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ああ、なるほどねえ。そういう解釈も面白いのか。 河には出てこなかったから、槍で。 イメージできたよ。気分は原始人だね。 石槍かな。打製?磨製? |
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・・・それはよく分かんないや。自由に想像していいよ。 |
毒薬?良薬?それは君次第 | |
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2012/04/18 ハルギ様より。 質問: 現在の麻雀のルールでは、赤牌が採用されているケースがほとんどです。 また、必ずしも、赤牌が直接金銭に絡むわけではなく、 しばしば、ただのドラとして扱われます。 しかしながら、赤牌の説明をされている箇所では、 赤牌=お金として初めから扱っており、違和感を感じずにはいられません。 主張は理解出来ますが、この説明は変更するべきではないでしょうか? 赤ドラのお話だ。シャインさーん。 |
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お呼びになりまして? ご質問ですの? |
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赤ドラの話。ご質問、読んでみて。 |
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・・・なるほど。ご質問は、理解できましたわ。 |
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どう思う? |
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赤ドラは、ギャンブル前提で作られた、人間の悪しき欲望の結晶。 この認識は、変わりませんでしてよ。 現に、津々浦々の雀荘へ、爆発的に普及しましたわ。 人間、欲望が絡むと、ものすごいパワーが生まれますわね。 |
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そうかも知れないね。 |
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ファエルあたりに聞いてみますと、オンライン麻雀・・・ 「雀龍門」や「天鳳」などは、赤入りが普通とのことですわ。 |
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うん、そうなんだよ。 多分、不健康麻雀愛好者が、退屈しないように、だよね。 |
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おそらく、そういうことですわね。 ですが、オンライン麻雀は、広い意味では、健康麻雀。 ギャンブルを仲立ちとしない麻雀に供される赤ドラであれば、 認めるのもやぶさかではない・・・そんな風に考えましてよ。 |
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えっ。赤ドラなんて大嫌い。 そう言ってたの、シャインさんじゃない。 |
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このご質問で、少々、考えを変えましたわ。 麻雀の進化は、いずれも、ギャンブルを伴って発展したものなのは ご存知ですわよね? 「バンバン」なども、そのひとつですわ。 しかしながら、ギャンブルに使わないことをもって、現在の点数計算は、 健全なものとなっておりますの。 それならば、この「赤ドラ」だって、ギャンブルに使わないのであれば、 いくらか寛容な心で接しても良いのではないか。 そんな風に考えましてよ。 赤ドラは、使うものの精神によって、毒にも薬にもなる物質。 そのような結論ですわね。 私の初級の物語も、少々変更する必要がございますわ。えいっ。 |
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なるほどね。まとめると、 「赤ドラを『毒』とするか『薬』とするかは、その人次第」 ってことだね。 ってことは、今後、赤ドラを普通に使うの? |
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いきなり赤ドラをばら撒いてしまったら、 どのような副作用が現れるか分かりませんでしてよ。 赤ドラは、今後も慎重に管理して参る所存ですの。 |
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うん、分かった。 ギャンブルに使わなければ赤ドラの存在は認めるけれど、 この世界では、積極的に使うものではない、ってことでいいかな。 |
麻雀のイメージアップが急務 | |
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2012/08/24 banzai_laura02様より。 質問: ある漫画では麻雀人口が現実より多く、広く普及している設定なので高校に麻雀部があってもおかしくないのは分かりますが、現実に麻雀部(麻雀同好会)なるものがある高校は実在しますか? ・・・これは、誰に聞いたらいいのかな。 とりあえず、困ったときのアイカさんに聞いてみよう。アイカさーん! |
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はいっ。お呼びでしょうか、るなちゃん。 |
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ご質問だよ。 「麻雀部はあるの?」だって。 私も、将来は、麻雀部に入りたいなー。 |
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なるほど。 これは、私共ではなく、女神様のお仕事の範疇です。 |
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そういえば、時々「女神様」って名前だけ出てくるけど、 姿を見たことがないね。 |
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私共の生みの親であられる女神様は、 るなちゃんの現実世界へ赴き、 健康麻雀を世に広く普及する活動を、陰日向なく行っておられます。 こちらのHPへ、姿を現されることは、ないでしょう。 少々お待ち下さい。女神様に連絡をとり、ご質問に対する回答を頂きます。 ・・・ ・・・・・ ・・・・・・ |
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(目を閉じて、お祈りするだけで、連絡が取れるんだ。携帯電話いらずだね。) |
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お待たせいたしました。 学校から正規に部として認められた麻雀部は、本日現在、 小中高校にはないそうです。 |
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え、ひとつもないの? |
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ひとつもないそうですよ。 女神様は、健康麻雀普及活動の一環として、地元小中学校へ、 「健康麻雀部」の設立を打診しに行ったことがあるそうです。 結果は、いずれもNOでした。 非常に興味をお持ち頂けるものの、やはり学校では協力できないと すべからく案件を却下されたそうです。 |
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そうだったんだ。 どうして、みんな却下されちゃったのかなぁ。 |
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なんでも、「PTAからのクレーム」が懸念されるからなのだそうです。 麻雀は、ご存知のように、賭博のイメージが今なお強いゲームです。 そのようなものを、学校内で、学校公認としてしまいますと、 麻雀を快く思わないPTAから、クレームが寄せられます。 学校としては、PTAからのクレームは、大失態・・・。 トラブルの元となるような活動には、初めから協力しないことが、 組織を守る一番の方法だから、とのことでした。 |
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そんな・・・。賭けたりしない、健康麻雀なのに? |
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人間世界では、「健康麻雀」という概念自体が、新しいものです。 賭博の有無に関わらず、「麻雀」というだけで、否定されてしまう・・・ そのような社会的通念が、まかり通っています。 |
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そっかー・・・。 さすがの女神様も、これじゃ、どうにもならないね。 |
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しかし、女神様は、決して諦めていないようですよ。 社会的通念が邪魔をして、学校がPTAからのクレームを怖がるのなら、 その社会的通念から覆せばいいのです。 麻雀を、社会の為に役立つものへと昇華させ、 活動実績を積み上げるのです。 そして、このように役立つものならPTAの理解も得られるだろう、と 学校側が考えるようになれば、「健康麻雀部」の設立も、 決して夢ではない、私は絶対に諦めない・・・。 そのように、おっしゃいました。 |
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なるほど!社会的通念を覆す! つまり、麻雀のイメージの浄化ってことだね。 そういう考え方もあるんだ。 だけど、どうして、今まで誰もこういうことをしなかったんだろう? |
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これっぽっちも儲からないからです。 人間は、損得で動く生き物・・・労力と儲けを天秤にかけ、 儲からない仕事はしたがらないのが、人間なのです。 |
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そっか。儲からない仕事なんだ。 儲からなければ、ごはんも食べられないしね。 だけど、女神様は、人間じゃないから、儲けなどは一切無視して、 麻雀のイメージを浄化することだけに、力を注げるってことなのかな。 |
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そのような認識で良いのではないでしょうか。 決して平坦な道ではないと考えられますが、 女神様には、是非とも頑張って頂きたいです。 私共も精一杯、お手伝いしているんですよ。 このHPの運営のような細々としたお仕事は、 私共7妖精が承っておりますし、 各種イベントの出展等においても・・・。 |
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妖精さんたちも、遊んでるわけじゃないんだ。 まとめると、 「麻雀部は存在しない」 「麻雀部設立の為には、麻雀のイメージ浄化が急務」 こういうことだね。 |
個人収支表 | |
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2013/06/02 fbsrp016様より。 質問: 麻雀の個人収支表をエクセルで作りたいのですが、作り方を教えて頂きたいです。 場所と日付と半荘数と順位と金額を入れ、一か月の合計と年間の最終合計に 総半荘数、平均順位、金額の総支出を自動的に入力されるように 設定出来たりするのでしょうか?是非教えて頂きたいです。 excelの出番だ!アクアさーん! |
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あら。お久し振りの質問ですね。 どのような内容ですか? |
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収支表の作り方、教えてほしいんだって。 どう?できる? |
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・・・ |
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・・・ |
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・・・ |
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・・・どうしたの? |
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質問内容を、よく読んでみて下さい。 「金額」「金額の総支出」とあるでしょう? この質問者様は、賭け麻雀を前提とした成績を集計したいのです。 |
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え!?・・・ありゃ、ほんとだ。 賭け麻雀を応援するようなこと、したくないよね。 |
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ですが、成績の集計表は簡単に作成できますので、 拵えてみましょう。 ・・・ はい、完成です。 |
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はやっ!腕を上げたね、アクアさん! |
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あくまで「スコア」を記入する表としました。 スコアに「金額」を入れれば、ご希望の金額収支も、得られるのではないですか。 使い方は、私共の管理範疇外ですから。私は認めませんけど。 |
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まあまあ。折角だから、ここに置いておこうよ。 個人収支表のDLはこちら。 |
その偏見をなくしたいのです | |
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2013/08/18 hkjfsyui様より。 質問: 高校生が麻雀をするのっていけないんですか? 高校生の知人が麻雀をしていたらダメだと怒られたそうですが、 高校生がネットやアプリの麻雀、あるいは実際に卓を囲んで麻雀をするのはいけないことなのでしょうか? 金銭のやり取りをはじめ、麻雀で賭けることは一切していないそうです。 私は(個人的には)麻雀は囲碁とか将棋とか或いはトランプのような、頭を使う遊びだと思ってたのですが・・・。 ・・・これは、アイカさんに聞こう。アイカさーん! |
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あら。お久し振りのご質問ですね。 |
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高校生が麻雀をしてたら怒られたんだって。 いけないことなの? |
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人間の世界の法律に、「高校生が麻雀をしてはならない」とは 載っていなかったように思います。 決していけないことではありませんよ。 質問者様の認識の通り、麻雀は素晴らしい頭脳ゲームです。 いけないのは、麻雀を用いて賭け事を行うこと、これに尽きます。 しかしながら、ご質問の文面から、それもないとのこと。 悪いことは、全くしておられないようです。 |
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じゃあ、なんで怒られたの? |
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麻雀は、この国では、「ギャンブル」として栄えてきましたが・・・。 麻雀を知らない方に、麻雀についてのイメージを伺い、まとめた結果、 『深夜、タバコの煙が充満した裸電球の下で、むさ苦しい男達が目をギラギラさせながら賭け事をしている』 といったものになりました。 何故このようなイメージが定着したのか調べました所、どうやらそういった視聴覚資料が広く普及した時代があったようです。 色川と言う人間の小説「麻雀放浪記」が映画化されたのが、その例です。 このような感じですね。 |
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うわ・・・ほんとだ、裸電球、タバコの煙、カメラ目線でにらみつけて・・・。 これじゃ健康なイメージなんて絶対湧かない。 |
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こういったものが普及し、麻雀を知らない人間にも、 「麻雀=不健康」という社会的通念だけが浸透していきました。 そして、自分の子供にも、「麻雀=不健康」という概念を教え、 麻雀などやってはならない、というイメージを植えつけたのです。 そして、その子は、またその子にも・・・。 そのうち、麻雀についてよく知らないけれど、とりあえずギャンブルであり、 不健康だから、やってはだめだと主張する人間が出来上がります。 質問者様は、このような人間に叱り飛ばされたと考えられるのです。 |
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なるほど。イメージだけで怒ってるんだ。 |
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私共は、このようなイメージを断ち、 「麻雀≠ギャンブル」という社会的通念を普及させるため、 健康麻雀の普及活動を行っているのです。 |
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そっか、「麻雀≠ギャンブル」というのが社会的な常識になれば、 そんな風にイメージだけで怒られることはなくなるよね! |
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はい。 質問者様におかれましては、いつまでも、そのイメージ・・・ 「麻雀は頭を使う遊び。ギャンブルなどではない」 このイメージを、心に銘打っておいて下さい。 また、できることなら、質問者様の周りの人間にも、このイメージを 教えて差し上げてください。 そして、その考えに賛同下さる方を、大切にして欲しいのです。 今はイメージが勝っていても、そのような考えの方が多くなれば、 必然的に、「麻雀≠ギャンブル」という概念は、淘汰されるはずですから。 |
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私も、いつもそう思ってるよ! まとめると、 ・「高校生が麻雀をしても全然悪くない」 ・「悪いのは、麻雀を賭け事に用いること」 ・「イメージだけで怒っておられる」 ・「麻雀≠ギャンブルという認識を、いつも心に」 こうだね。 |
3人麻雀成績記録表(EXCEL) | |
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2014/02/13 daizumiya様より。 質問:PCで3人打ち麻雀の点数などを記録できるものはありませんか? 僕はまだまだ初心者ですが、点数を入力して、 「ポイント」「平均順位」「1・2・3位率」「とび回数」「平均点」「最高点」 などがほしいです。できればですが、よろしくお願いします! これはexcel!アクアさーん! |
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はい。excelがどうなさいました。 |
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点数の記録表が欲しいそうだよ! パパッと作ってあげてよ! |
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それは構いませんが、いつぞやのように、 金額の収支を記録したい、などというものは もうお断りですよ? |
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今回は大丈夫みたい! ほら、欲しい集計の中に、金額はないもん! |
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・・・なるほど。 いいでしょう。早速作成いたします。 |
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よーし、カウントダウン開始! さん、にー、いちー! |
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チーン。完成しました。 |
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うわー早い!さすがー! |
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さあ、どうぞ。お持ち下さい。 しかし、ご質問の「ポイント」が何か分かりませんでしたので、 これは省略しました。 使い方は、ファイルの中に書いてあります。 全然難しくないので、大丈夫でしょう。 三人麻雀の成績集計表はこちら。 |
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