| 役牌ポン判断 | |
| 門風牌(めんふぉんぱい:自分の風)と 圏風牌(ちゃんふぉんぱい:場の風)、 集めてくれてる? |
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| うん!便利だもんね、2枚ある時は、必ずポンしてるよ! | |
| うれしいな! でもね、いつもポンしなくてもいいんだよー? |
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| 「鳴かない方が良い時」も、あるんです…。 | |
| え?そうなの?今まで、何がなんでもポンしてたけど。 | |
| 大まかに、こんな状態の時は、ポンしない方がいいと思うよ。 @ 中盤〜終盤において、鳴いても、まだ二向聴 A 他家リーチ後に出されたもので、手の中に安全牌がない場合 |
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| 食い仕掛けのデメリットは、捨牌として選択できる牌が、少なくなること。 本来、喰い仕掛けとは、危険を冒してでもアガってみせる、 そんな決意が必要な術なのです…。 ポンしてもアガリが遠かったり、 リーチした敵に対して丸腰になってしまうような食い仕掛けは、 なるべく避けることが望ましいでしょう…。 |
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| でもねでもね、こんな時は何があろうと絶対ポンすべきだよ! @ドラ暗刻 A2着との僅差、あがればトップ B敵のリーチ後、安全牌の確保が容易な場合 |
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| @ドラ暗刻… これは勝負手です、危険を冒すだけの価値があるでしょう。 A2着との僅差、あがればトップ… 僅差のトップ争い。アガった方の勝ち、アガられたら負け。 振り込みを恐れる必要はありません。 B敵のリーチ後、安全牌の確保が容易な場合… 安全牌の確保が容易なら、喰い仕掛けで素早いアガリを目指し、 自分がアガることで、敵の立直をつぶすことも考えましょう。 危険牌が来るまではアガリを狙い、危険牌を持ってきてしまったら、 安全牌を捨てていけばいいのです。 |
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| なるほど。いつでもポンっていうのは、あんまりよくなかったんだ。 確かに、ポンしてから、手が全然進まないうちに立直をかけられると、 めちゃくちゃ困ったもんね。 風牌は安全牌にもなりやすいんだから、 そこらへんは手と相談しろってことだよね。そうでしょ? |
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| うん!ウィンね、風牌を防御に使ってもらっても、すごくうれしいんだよ! 暗刻になってる風牌を捨てていくような守り方をしてもらうと、なんかね、 ウィンがすごく役に立ってる感じがして、とってもうれしいんだ〜! |
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| そっか。盾としての役牌。 いつも攻撃用の剣として使っていたけど、状況に応じて、 今度から、防御用の盾としても使ってみるね! |
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| 時間稼ぎ | |||||||||||||
| ここでお教えしますのは、「形式聴牌あり」のルールで 役に立つ術です。名づけて「時間稼ぎの術」。 |
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| 麻雀で時間稼ぎ?ちょっと内容が想像できないね。 | |||||||||||||
| こんな局面で考えよ〜。 | |||||||||||||
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リーチの上家が、 オーラスで・・・あっ、私がトップなんだね。 でも、下家との点差が、1700点しかないや。 なんとか聴牌を維持しないと、不聴罰符で 逆転されちゃうかも。 幸い、聴牌しているから、あと2巡かわせれば、 事なきを得る場面だね。 |
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| るなちゃんの状況判断は、いつも正確です。 | |||||||||||||
| うん、状況は分かるけどね。 この場面が問題となっている理由がわかんない。 |
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| そこで登場するのが、時間稼ぎの術〜! ファエルおねえちゃん、いつもの、やったげて! |
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| いぇい♪ 聞きたい?私の「時間稼ぎ」! | |||||||||||||
| そのすごい術を言ったげて! | |||||||||||||
| 私の伝説ベスト10!レッツゴー! | |||||||||||||
| うおお、ファエルさんの意外な一面を垣間見た。 ネタは少々古いけど、案外ノリがいいんだねえ。 |
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| その |
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| そして100パー安牌 時間稼ぎ時間稼ぎ!時間カンカンカカンカン! レッツゴー! |
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| 残り2巡を無難に乗り越え形聴キープする! | |||||||||||||
| ペケポン! | |||||||||||||
| あははは!ふたりとも上手ー! 振り付けも完璧だ! 私も、あの2人組、大好きだよー! |
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| お粗末さまでした。 ということで、 |
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| 雀頭の なおかつ4枚見えているから、 100%安全牌だよね? |
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| 確かに100%安全牌だね。 えっと、それがどうして時間稼ぎになるの? |
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| ほら。形式聴牌だけど、聴牌はそのままでしょ? | |||||||||||||
| うん。フリテンの |
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| 最後のツモで、何が来ようとも、 その牌の単騎待ちで聴牌できます。 |
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↓↓↓ |
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| おおお、なるほどねー。 あれっ、待てよ? この手の場合だと、 |
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今のチーで海底がズレて、立直の西家に海底牌が 行くことになっちゃったけど、 で、るなちゃんは、嶺上牌で聴牌するよ。 |
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| 言われてみれば確かに。 この手、全く隙がないね! |
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| 安全に不聴罰符を手に入れたいならば、 この「時間稼ぎの術」、是非使ってみてください。 発動条件は、『雀頭が100%安全牌』です。 |
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| これは知っておくと得だ! 雀頭が100%安全牌なら、アガリ牌を仕掛けて時間稼ぎ! やってみようっと! |
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| 不聴道連れ | |||||||||||||
| ベタオリとか、振り込まないようにする場面はいっぱいあるけど、 もうちょっとで流局!って時とかに、 気をつけて欲しいことがあるんだー。 |
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| オリてる時? ベタオリとかって、なにがなんでも振り込まない!って術だから、 振り込まなければ、それでいいんじゃないの? |
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| 確かに、振り込まないことが第一目標です。 ですが、この術を使うと、点棒の流出を軽減できます。 |
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| え!そうなの?教えて教えて! | |||||||||||||
| これ、さっきの、るなちゃんの牌譜だよ。 | |||||||||||||
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| そうそう。東1局で満貫をアガって、次の東2局。 結局聴牌できなかったから、ここでは、 上家の で、流局して、3人聴牌だったから、、、 私、3000点払ったよ。 |
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| はい。その場面の話です。 | |||||||||||||
| この合わせ打ちの |
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| うん。 | |||||||||||||
| 海底牌が何なのかは分かりませんが、 この 可能性が非常に高いです。 |
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| まあ、確かに。 だけど、振り込まなかったわけだし、それでいいと思うんだけど。 |
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| えーっ。そうかな? もし、南家が聴牌してなかったら、るなちゃんの支払い、 安くなったんだよ? |
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| え、どうして・・・ ああ、3人聴牌だと、3000点払わなくちゃだけど、 2人聴牌なら、1500点払うだけでいいんだ! |
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| その差、1500点。 親の30符1飜と、同じ点数ですね。 |
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ここは |
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| なるほどねー。 他人の聴牌までは、気をつけていなかったよ。 |
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| お分かり頂けましたか? 不聴の道連れは、多いほどいいのです。 |
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| もちろん、安全牌が けど、安全牌に余裕があるなら、できるだけ鳴かせないようにしようね! |
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| はーい! | |||||||||||||
| 1鳴き6巡 | |
| 敵の鳴き手に振り込んでしまうこと、ありませんか? | |
| あー、そりゃもういっぱいあるよ。 2000点くらいならいいけど、ドラいっぱいで満貫手とかだと、 めちゃくちゃ悔しいよね。 立直なら警戒できるし、もう終盤とかなら、 あんまりうかつな牌は捨てないようにはしてるんだけど・・・。 |
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| おー。終盤での危険牌を警戒できるようになったの? それなら、「1鳴き6巡」の術が役に立ちそうだね。 |
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| え、なに? 鳴き手に放銃しない術なんかあるの? |
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| 術というより格言ですかね。 かつて私の司っていた森の、長老の木に、 「1鳴き6巡」という銘が彫りつけてあったのです。 |
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| 1鳴き6巡・・・? すごく神秘的な感じがするけど、意味はちょっと分かんないなあ。 |
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| キャハハハ!難しくなんてないない。 「敵が1つ鳴いたら、その敵は6巡進んだと思え」という意味だよ〜☆彡 |
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| あ、そういう意味ね。 ひとつ鳴いたら6巡?ってことは、ふたつ鳴いたら12巡進んだってこと? |
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| そうですね。 | |
| じゃあ、3巡目に2つ鳴いたら、もう15巡目と考えるってこと? | |
| そういうことになるね。 | |
| 15巡目ってもう終盤じゃん。 今始まったばかりなのに、もう終盤と考えなくちゃなの? |
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| その場面において、るなちゃんが打牌を選ぶ際、 「今が15巡目だとしたら、その牌を捨てるだろうか?」と考えるのです。 |
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| なるほど。自分の捨牌を戒めるための格言なのか。 15巡目となると・・・うーん、滅多な牌は捨てたくないね。 自分の手が大したことないなら、オリちゃうのもありかな。 |
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| やるねー。 そういう風に、鳴き手への軽はずみな打牌を戒める為の 格言だと思ってくれたらいいよ! |
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| はい。 事実、この格言、長老の木に彫られていただけあって、 なかなか役に立つのです。 |
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| そうなんだ?ただの心構え、ってだけじゃないんだね? 具体例あったら見せて見せて! |
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| オッケー! じゃあ、ウィンの実践牌譜をみてみよ〜! |
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| なるほど。下家が |
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| マンズ屋さんでしょ…と思ったけど、早々と なにやってるんだろ?なんだか不気味。 |
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| うーん、ほんとに何やってるんだろうね。 ちょっと分からないね。るなちゃん、ここからどうする? |
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| これ、そんな高い手でもないし、1鳴き6巡なら、下家はもう17巡目。 ロンされると嫌だし、あんまり変なの捨てない方がいいね。 でも、本当に聴牌してるのかな? |
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| そうですね、場合によってはもうオリても良いと思います。 下家の手は、このようなものでした。 |
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| おわー、もう聴牌してるじゃん!それにピンズ待ち? マンズ屋さんじゃなかったね。よっぽど配牌が良かったのかな。 警戒して良かった、って展開になるねこれ! |
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| だねー! 次いってみよ〜! |
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| ふーむ。今度は上家が |
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| ピンズ屋さんに見えるけど、 真実の牌の知識が役に立つよ。これ、ピンズ屋さんじゃないね。 1鳴き6巡で、これもう18巡目だ!きっともう上家は聴牌だよ! ピンズ屋さんじゃないから 捨てない方がよさそう! |
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| だねー、待ちが絞れないから、 どれも危険牌だと思っておいた方がいいかも! ちなみに、この上家の手は、こうだったよ! |
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| あー。なるほどね。 やっぱ、聴牌してるものなんだねえ。 |
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| では、ここで、過去のるなちゃんの牌譜から。 るなちゃんはこの時、立直としましたが、「1鳴き6巡」の知識と照らし、 今はどう思うか述べて下さい。 |
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| 勢いよく 立直のみの手だし、多分、親がもう聴牌だから、 ひとまず聴牌を諦めて、 これ、どうなったんだっけ? |
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| うーん、こんな風になったみたいだよ。 | |
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| あーあー、あんな待ちに振り込んじゃってる。 こんな安手で5800に振り込んじゃったら、悔いが残るね。 |
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| そうですね。 親が立直であれば、この 2鳴きは立直も同然と心得ましょう。 |
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| そうする! | |
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