カンで海底ずらし | ||||||||||||||||
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私の上級術「海底ずらし」、活用していますか…? | |||||||||||||||
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そりゃもう。 立直した人に海底牌を渡さないだけで、 けっこうな効果があるよ。なんてったって、 海底牌を取るはずだった敵の悔しがる様子がもうね!えへへ。 |
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よく理解していらっしゃる様子ですが…。 るなちゃんは、S体質なんでしょうか。 |
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意外にも、そんな感じですわね。 ところでるなちゃん、私のカンでも必ず海底がずれること、 ご存知でして? |
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あれっ、そう? 例えば暗槓だと、人から牌を持ってこないから、 ツモ順もずれないんじゃない? |
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ツモ順は、確かにズレませんわね。 しかし、カンをしますと、海底牌はどうなりまして? |
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あー、そうそう、そうだった。嶺上牌がひとつ取られた分、 偉い人の牌…王牌に、ひとつ補充するんだった。 ってことは、海底牌が、ひとつズレるね。 |
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その通りです、 暗槓をしますと、ツモ牌がひとつ減るため、海底牌の権利は、 南家から見て、左側にズレるのです。 |
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なるほど、よく考えれば、そうなるね。 ってことは、ファエルさんの上級にあった表を書き換えると、 こんな風になるってことかな?
右(下家)から鳴いたのと、同じになる? |
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そういうことになりますわ。 | |||||||||||||||
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あっ、待てよ・・・。 暗槓なら確かにそうなるんだろうけど、 大明槓や小明槓では、どうなるのかな。 |
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大明槓も小明槓も、「ポン」+「カン」と考えることができます。 大明槓であれば…例えば、対面から大明槓をしますと、 「対面からのポン」+「カン」と見ることができるのです。 とすると、この時の海底牌は…? |
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対面のポン⇒向かいへ、 カン⇒左へ。 ということは、えーっと、右にひとつ移動するんだ! |
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その通りです。 | |||||||||||||||
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言葉だけだと、理解するのが難しいね。 いっそのこと、さっきの表に、カンの場合も記載した方が いいんじゃないかな。 |
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なるほど、その発想はありませんでしたわ。 書き加えてみますわね。 |
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・・・なんか、超ややこしくなっちゃった。 やっぱ、「カンは左へ」だけ覚えればいいや。 |
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おや。表にすると、興味深い項目が現れました。 左からの大明槓は、海底牌の行方が変わりません。 海底ずらしをするつもりであれば、左からの大明槓は、意味がないのですね。 |
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それは覚えておく必要があるかもね。 オーラスの南家が、一か八か、嶺上開花に賭けて、左から大明槓。 嶺上開花は失敗しても、そのあと、海底牌を持って来れる。 |
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本当に一か八かですわね。 大明槓の後、敵が喰い仕掛けをすれば、自分に海底牌は回って来ませんわよ。 |
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まあね。よっぽどの時しか応用できないから、あんまり役には立たないかな? |
ひとりでできるもん! | |||||||||||||
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カンによる海底ずらしが、ポンやチーでの海底ずらしと圧倒的に違う点は、 どこだと思いまして? |
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海底がズレるのは、どっちも同じでしょ? 違う点?なんだろうね。わかんない。 |
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圧倒的に違うのは、ポンやチーは、敵から牌を奪うのに対し、 カンは、自分ひとりでも可能な点です。 |
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なるほど、確かに。 ポンやチーだと、敵が鳴ける牌を捨ててくれないと、海底ずらしは発動できないね。 だけど、カンなら、自分ひとりだけの力で、海底ずらしができるんだ。 |
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実戦譜に、このような局面がございましたわ。 | ||||||||||||
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東1局、のっけから親の3巡目立直! えらいこっちゃー!ってみんながバタバタ降りて、 結局ここまでアガれていない図だね。 で、親が ![]() ってことは、海底牌は、南家から見て左にズレるんだから… うわあ、立直の親に行くよ! |
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親に海底牌が行くことは、![]() なんとかしてツモをずらしたかったのですが… 立直の親から、鳴けるものが、なにひとつ出てきません。 |
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うう・・・海底ずらしは、誰かに任せるしかないのかな。 | ||||||||||||
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そこに舞い降りた、ひとりの救世主。 その名も ![]() ここでは、これをカンするのが最善策でしてよ。 |
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敵の立直にカンをするのは、愚の骨頂。 そう教えてくれたのは、シャインさんだったけど? |
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この![]() 立直の親のツモ牌を、完全に消し去るカンですの。 親にツモのチャンスがあるうちは、その通り「愚の骨頂」ですけれど、 敵のチャンスを潰すカンならば、誰もが納得ですわ。 |
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なーるほど!西家も北家も、ガッチリ降りている様子だし、 ここはカンをして、親のツモを消し去ればいいんだ! 嶺上牌を引いて、今しがた対面が通した ![]() 見て!親のあの顔!平静と失望の入り混じった、味わい深い表情! いい術を習っちゃったなー! |
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やっぱりるなちゃん、S体質…。 海底ずらしをする時のるなちゃんは、とてもイキイキしています。 |
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まあ、よろしいんじゃありませんこと? 敵を妨害することは、非常に大切な戦略ですもの。 |
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…そうですね。 逆に言えば、敵の妨害も考えずに、指をくわえて見ているだけ、 なんてのは、最悪ですからね。 |
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海底牌、何だったんだろうなー。 絶対、親のアガリ牌だったに違いないよ。 それを私一人で阻止した。親の失望の表情、えへへ、えへへへ。 |
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…にしても、少々、行き過ぎでは。 大丈夫でしょうか、るなちゃん…。 |
二虎競食の計 | |||||||||||||
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その昔、このようなことがあったそうです。 『あの国を奪いたいが、わが国は今、弱体化している。どうすれば良いか。』 と悩んでいた偉い人に、さる軍師はこのような計略を提出しました。 『こちらから撃って出るのは下策。 勅命を下し、討伐任務をさせて、あの国の更なる弱体化を図りましょう。 あの国は、討伐相手と仲良くしようと思っている様子ですから、一石二鳥です。』と。 これを、「二虎競食の計」と言います。 |
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出たー!天才軍師のお話!ファエルさん、そういう話、大好きだよねー。 | ||||||||||||
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ファエルは、「策」だの「計」だのという言葉が大好きでしてよ。 喰い仕掛けも、策を弄する術。親近感が沸くんじゃありませんこと? |
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…そうなんです。計略で自分の立場を有利にする、という所に、惹かれます。 今回の策は、カンが必要です。シャインとのふたりがけにて、ご紹介致します。 さあ、このような局面がございました。 |
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オーラスでこの点差。 なんとか満貫を作ろうとしたんだけど、相次いで立直が入ったね。 とてもアガれる手じゃない。安全牌はたくさんあるけど、ラスで降りたって、ねえ…。 ![]() ![]() |
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しょぼくれるにはまだ早いですわ、るなちゃん。 幸か不幸か、 ![]() これをカンなさいませ。 |
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か、カン?立直にドラを増やすばっかりだよ? それとも、一発消しのつもり? |
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ここで重要なのが、立直をかけてきた相手との点差です。 るなちゃんとの差は、いかほどでしょうか? |
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満貫点、8000点と7000点だよ。 だから、なんとか、混一色を作ろうとしてたんだと思うけど…。 |
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即ち、どちらかが誰かに「満貫を振り込む」ことで、るなちゃんは3着に浮上できますの。 敵の手がどれほどのものかは予測できませんが、 少なくとも、ドラを活用していることは、なさそうですわよね。 |
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なるほど!だから、わざとドラを増やして、殴り合いの結果の自滅を誘うんだ! | ||||||||||||
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その通りです。このカンで、ダントツの親はおそらくベタオリ…。 るなちゃんも、ベタオリに入ることで、立直の2名が殴りあう構図となります。 まさに、2頭の虎の、大喧嘩。 どちらかが、どちらかへ振り込んだなら、しめたもの。 あとは満貫となることを祈るばかりです。 |
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そっかー。 カンのデメリットである、「他人にドラを増やす」ことを、利用するんだね! |
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さすが、ファエルですわね。 カンのデメリットすら、活用してしまうとは…。 私単独では、到底できない術ですわ。 |
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あっ、でも、ツモられちゃったら、どうしよう。 | ||||||||||||
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その時はその時。 元々、4位に終わる公算の高いオーラスだったのです。 策を弄して順位をひとつ上げる努力をした分、優秀です。後悔はありません。 |
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・・・確かに! 追い詰められたら、こんな風に場を荒らして、誰かの自滅を誘う。 よく覚えておくね! |
ドラ受け残しU | |
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るなちゃんに、この問題を考えてみて欲しいんですの。 |
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なーに?問題? |
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東1局、るなちゃんは親です。 6巡目、上家が ![]() |
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![]() これはもちろん ![]() ![]() ![]() ![]() 役牌ドラ1個、2900点だけど、なにしろ親だもんね!連荘しなくちゃ! |
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どのようにチーなさいますの? |
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どのように?それはもちろん、この形にしなくちゃね。 |
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え・・・![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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だって、![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 敵が攻めてきた時、安全牌になりやすいじゃん。 |
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えっ・・・ああ・・・ドラたちの無念が伝わって参りますわ。 |
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ちょっ、ちょっと待って!シャインさん、そのせりふ、どっかで聞いたことあるよ! ・・・思い出した、「ドラ受け残し」の時だ! ってことは、これも、ドラ受け残しの話だったの? |
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はい。実は、これも「ドラ受け残し」の話です。 |
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・・・そこまで気づいて頂いたなら、もう分かりますわよね? この ![]() |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() だけど、これがどうしてドラ受け残しに・・・って、 ああそうか! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ドラが使いやすい! |
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その通りです。 ドラを引いた時、困らないメンツを残すように、チーをする…。 簡単なように見えて、意識しないと、なかなかできないことです。 |
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2900点より、5800点の方が嬉しいはずですわ。 ドラ受けを残すような鳴きを心がけて下さいまし。 |
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はーい! |
ドラ受け残しV | |
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まあ…知識に罪はございませんものね…。 |
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そんなに悲しい顔をしないで下さい…。 これも立派な、私達の術なんですから。 |
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あのー…どうしたの。 なんかあったの? |
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あっ!…いえいえ、何もございませんでしてよ! るなちゃんに、術を差し上げようと、ファエルと相談しておりましたの。 |
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そうなのです。 るなちゃんは「天鳳」をやりますよね。いわゆる「赤ドラの入った麻雀」を。 そして、確か、天鳳では、喰い替えは…。 |
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うん。天鳳には、![]() ![]() ![]() 天鳳は喰い替えなし。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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その、あの、喰い替えなしの、![]() ![]() ![]() ドラ受け残しの知識でしてよ。 |
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はい。るなちゃん、いま、![]() ここから、何を捨てますか? |
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![]() ![]() 別にどっちでもいいんじゃない?ポンしたなら一盃口 もないし。 |
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・・・。 |
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・・・どう?合ってる? 別にどっちでもいいでしょ? |
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(ほら。シャイン。打ち合わせ通りに。) |
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あっ、ええ、その、ドラの無念が、つ、伝わって参りますわ…。 |
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え…今回ばかりは、![]() ![]() 赤ドラの心配してるなら、 ![]() |
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![]() しかしながら、 ![]() ![]() |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ありゃりゃ。 これ、 ![]() ![]() 現物喰い替えになるから、チーできないや。 |
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ですよね。 では、先に ![]() |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() あー、なるほど。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() こうできるんだ! すごい!ドラ3の満貫手になった! |
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捨てるのが![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 赤ドラをチーできる態勢を整えるクセをつけましょう。 |
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これは今まで全然意識してなかったよ! 鳴ける手は、こういう形を残すように…って、シャインさん? |
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・・・。 |
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(ねえ。さっきから、どうしちゃったの。シャインさん。) |
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(すみません。赤ドラは、ギャンブルに直結する牌。この世界では『毒』なのです。 そこを押して、付き合わせてしまったものですから…。) |
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(あ、そっか…赤ドラって毒だったね。 でも、役に立つ知識だよ。今回は、このままそーっと終わろうか。) |
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(そうしましょう。 天鳳などの、広義の健康麻雀の為だけに、この術が使われることを願います…。) |
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