水の術ドリル 【テンパイチャンス】
テンパイチャンスを最大にする練習をしましょう。
テンパイチャンスの習得には、少々訓練が必要です。
中級までの知識を無視する打牌が多いので、中級までの基本を身に着けてから、
こちらの問題に挑戦して下さいね。

テンパイチャンス
どれを捨てれば、テンパイチャンスが最大になりますか?
(回答が2つ以上あれば、全てお答え下さい。)
Q1
Q2
Q3
Q4
Q5
Q6
Q7
Q8
Q9
Q10
Q11
Q12
Q13
Q14
Q15
Q16
Q17
Q18
Q19
Q20

テンパイチャンス 答え
テンパイチャンス問題の答えです。
何故そうなるかの解説も致します。
Q1
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残りますね。
雀頭2型ですから、「ポンチーよし型」を作ります。
では、、どちらを「チーよし」にしたら良いでしょう?
は、×4枚、×2枚、計6枚待てますが、
は、×4枚、×1枚、計5枚待ちです。
の1枚少ないを崩して、「チーよし」にするのが、
テンパイチャンス最大となります。
Q2
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
を捨てれば、雀頭0型となり、自動的に「搭子を2つ残す」ことになりました。
Q3
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
雀頭1型、「孤立牌を2つ残す」ようにしますが、
それぞれの孤立牌にくっつく牌が一番少ないのはどれでしょうか。
は、を既に2枚使用している分、くっつく牌が少ないですよね。
Q4
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
雀頭2型は、「ポンチーよし型」を作るんでしたね。
残った牌の中には「ポンよし」の形がないので、を捨てるのが
正解となります。
どちらを捨てても正解のように見えますが、
、どちらが順子になりやすいかを考えますと…。
を1枚使っていますね。従って、の方が、順子になりにくいのです。
従って、を捨て、こっちを「ポンよし」の形にするのです。
たった1枚の差ですが、決して侮ってはなりません。
Q5
正解は
を捨てたくなりましたか?
メンツを最も多く抜き出せは、が残ります。
雀頭0型でしょうか?
いいえ、どれを捨てても、「搭子を2つ残す」ことになりません。
ですので、ここは、それぞれの牌を捨てた時のロスを勘定してみましょう。
は搭子ですから、捨てない方がいいのはお分かりでしょう。
打牌 ロス 枚数

このように、を捨てるのが、最もロスが少ないことが分かりますね。
スジ牌であるも、同様です。
Q6
正解は
を捨てるのは思いつく方も多いのですが、実は、でもOKです。
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
雀頭2型、「ポンチーよし」の形にしましょう。
「ポンよし」は既にあります。では、どちらを「チーよし」にすれば良いでしょうか?
、どちらを捨てても、ロスは2枚ですね。
従って、の両方が正解となります。
(実戦では、を捨て、を鳴いての3門張を狙うのが王道です。)
Q7
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
これもまた、雀頭2型、「ポンチーよし」の形にしましょう。
「チーよし」は既にあります。「ポンよし」を作る必要があるため、
捨牌候補は、おのずとですね。
を捨てると、ロスはの8枚。
では、を捨てると…?の7枚の他に、もロスとなり、ロス11枚。
ロスの少ない捨てに軍配となりました。
Q8
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
はて。これは、雀頭0型でしょうか?雀頭1型でしょうか?
迷ったときは、雀頭1型と見なしましょう。覚えていらっしゃいますか?
雀頭1型と見れば、孤立牌を2つ残せば良いですね。
のうち、くっつく牌が最も少ないのは、となります。
Q9
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
を捨てれば、自動的に、雀頭2型の「ポンチーよし型」が残りますね。

…なのですが、この手は七対子の一向聴。
を捨てると、七対子を聴牌する為の牌がロスになります。
ここは、七対子を崩さない打牌とロスを比較してみましょう。
打牌 ロス 枚数
17

のロスが最も少ないことが分かります。
七対子と順子手の両天秤は、ややこしいですね。
Q10
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
を捨てれば、雀頭0型、搭子2つ残しとなりますね。
しかも、抜き出したのことも考えれば、
マンズの何を引いても聴牌となります。29枚受け!すごいです。
Q11
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、
雀頭1型ですね。くっつく牌の多い孤立牌を残すのですが…。
はとっておくとして、のどちらを捨てましょうか?
を捨てた時のロスは、、5枚。
を捨てた時のロスは、、3枚。
を捨てた方が良さそうですね。
Q12
正解は、
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
雀頭1型ですね。くっつく牌の多い孤立牌をふたつ残しましょう。
しかし、は、大切にしたいノベタンの端。
何があろうとも、ここにだけは手をかけてはなりません。
ですので、ここは、を捨てるのが正解となります。
ロスを数えてみましょう。
にくっつく牌で、既に使っているのは3枚。
にくっつく牌で、既に使っているのは5枚ですが、
2枚あるはロスになっていません。
従って、にくっつく牌で、既に使っているのは3枚と見なせます。
、どちらも同じ枚数のロスだというわけでした。
Q13
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
雀頭2型、ポンチーよし型を作りましょう。
のどちらかを捨てて、「チーよし」を作ります。
ここで、抜き出したメンツを思い出しますと、
がありました。
このメンツがあることから、引きは、引きでも代用可能となります。
従って、を捨てるのが正解です。
Q14
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
雀頭0型ですね。搭子をふたつ残しましょう。
おのずと捨てが正解となりますね。
Q15
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
雀頭がひとつありますが、孤立牌をふたつ残す形となっていません。
どこかの両搭をひとつ削るのが正解となります。
手格好から考えれば、がロスとならないが正解です。
Q16
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
雀頭1型です。くっつく牌の多い孤立牌を2つ残しましょう。
打牌 ロス 枚数
15
16
14
と考え、を捨てたくなります。
しかしながら、このは、順子にくっつく牌ですね。
実はも有効牌です。孤立牌は、シュンツにくっつくと、有利になります。
打牌 ロス 枚数
15
16
17
従って、を捨てるのが、最も効率が良いのです。
Q17
正解は
メンツを最も多く抜き出せば、が残ります。
雀頭2型ですね。「ポンチーよし型」を作りましょう。
おのずと捨てが正解となります。
Q18
正解は
雀頭2型の特殊型ですね。
を抜き出し、
が残りました。
この時、雀頭候補を崩すのが最も効率が良くなります。
従って、ここは、が正解です。
Q19
正解は
いつも通り、メンツを最も多く抜き出せば、
雀頭0型。搭子を2つ残すべく、を捨てるのがよさそうに見えますが…。
実はこれは、テンパイチャンスの例外パターン。
の形を持ち、残る搭子の一方が嵌張、辺張の場合、
その嵌張、辺張を払った方が効率が良くなるのです。
一応、以下に検討致します。
打牌 ロス 枚数
17
13
捨ての方が、ロスが少ないですね。
Q20
正解は
最も多くメンツを抜き出せば、が残りますね。
雀頭0型、搭子をふたつ残しましょう。
おのずとが、テンパイチャンスを最大にするための不要牌です。



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