オリエンテーション | |
るなちゃん、紹介するぜ。 | |
こんにちは、るなちゃん。 私、ロールと言います。よろしくお願いします。 |
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あっ・・・こ・・・こんにちは。 初めて会うね。妖精さんなの? |
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半分人間、半分妖精。 まあ、『半妖精』ってトコだな。 |
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半妖精・・・? | |
私、本当は、るなちゃんと同じ「人間」でした。 人間の世の中を儚んでいたところ、 フレムさんに親切にして頂いて・・・。 私も、妖精になりたいと、志願したんです。 「私もフレムさんのような火の妖精になりたい」と・・・。 |
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人間を妖精に変える術ってのが確かにあってな。 あたし、初めてそれを使ったんだ。 ところがこの子、頭が良くてね・・・。 火の妖精になりきれず、髪の色も、 中途半端な感じになっちまった。 |
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火の妖精って、頭がいいと、なれないんだ。 ってことは、フレムさんって、あの・・・なんでもない。 |
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わはははは!言いたいことは分かるぞ! ある程度バカじゃねーと、務まらないってことだな! |
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あれ?火の妖精になり切れなかったとすると、 何を司ることになるの? |
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女神様は、私に、「書」を司るようにと、 ご指示くださいました。 また、人間と妖精、それぞれの特性を使い分けて、 こちらの世界と妖精さんの世界の橋渡しを、とも 仰られましたよ。 |
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『書』に関して、あたしらのできなかったこと、 なんでもやってもらうつもりさ。 そうだよな、ロール? |
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はい!何なりとご指示下さい! | |
うむ、良い返事だ! まあ、そういういきさつだ。 だもんで、ロールは、この世界に住まう妖精でありながら、 あたしらと違って、麻雀の腕や知識が、まだまだ足りない。 るなちゃんと一緒に、麻雀の知識についても 教えていかねばな。 |
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その点は申し訳ございません。 るなちゃんと切磋琢磨し、麻雀の腕についても 高めて参る所存です。 |
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頼もしい仲間が増えたね! ロールさん、よろしくおねがいしまーす! |
三色芽ほぐし | |
もうちょい下かな。 | |
ええと、このあたりですか。 よいしょ、よいしょ。 |
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そこそこ!わはははは! | |
こんにちはー。 ええっ、何してるの?ロールさんがフレムさんに馬乗り! |
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おー、るなちゃん。 今な、人間の世界の「癒し」を体験してるトコだ。 |
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マッサージですよ。 妖精さんたちは、マッサージを知らないそうです。 |
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ああ、もんであげてたの! | |
よしよし、もういいぜ。サンキュー! いやー、人間にはこういう術があるのな! なんか、すっかりほぐれた感じだぜ! |
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妖精さんのツボは、人間と随分違うので、 なかなか大変ですね・・・。 もっと勉強します。 |
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ほぐれたで思い出したわ。 んじゃ、ここからは、あたしの、ほぐす関係の術な。 |
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え、フレムさんの術? なにをほぐすの?筋肉? |
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マッサージの術ですか!? | |
あたしがほぐすのは、「三色芽」だよ。 | |
三色芽・・・どういう意味かな? | |
健康麻雀の知識ですね。 正座で拝聴いたします。 |
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東1局の点棒が動いていない状況で、 こんな手になったとする。 るなちゃんなら、何を捨てる? |
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ツモ | |
アタマを捨てる局面だね。 かを捨てればいいと思うけど、 うーん、どっちでもいいんじゃない? |
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私も、どちらも同じに感じます。 ですが、お姉様の知識ですから、どちらかに決まるのでしょう? |
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ああ。 ここは、を捨てるのがオススメなんだ。 |
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がオススメ・・・なんでだろ。 | |
なぜでしょう・・・あっそうか!分かりました! これ、を捨てた後、を引くと、 |
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ツモ | |
なるほど!を捨てていけば、 234の三色同順が狙えるね! |
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その通り。 正直、は、を引くと安くなるんで、 あんまり嬉しくない感じだったんだ。 だが、三色同順の芽の方を、こうしてひとつほぐせば、 を引く楽しみのほかに、を引く楽しみが 生まれるって寸法だ。 なら、タンヤオも確定。嬉しいよな! これが、あたしの術のひとつ「三色芽ほぐし」。 覚えておくといいぜ。 |
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アタマを捨てる場合、三色同順に変化しそうな方を 1枚捨てて、文字通り「ほぐす」んですね! 納得しました、さすがお姉様です! |
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私もよく覚えておこうっと! |
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