ケーススタディ012 点数差判断2 | |
うぐぐ・・・ええい!立直! | |
ほう・・・この手で立直? どういう判断か、聞かせて頂こうかしら。 |
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トップまで36000点。ものすごく遠い。 でも、ここでを引けたのは、アガれ!っていうことじゃない!? どっちも1枚ずつ捨てられて、アガリ牌は残り2枚だし、対面の一発には危ないけど・・・ どうせ死ぬなら前のめり! |
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なるほど・・・。 しかし、そのような勇気は、「匹夫の勇」と申します。 勇気は、過剰であれば「無謀」となるのです。 |
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ってことは、この立直、ダメ?なんで? | |
るなちゃんが目指したのは、トップ。 だから、トップとの点数差は、よく把握できていたわ。けれどね・・・。 |
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下位の者に直撃された時、自分はどうなるかについても、よく考えて頂きたいのです。 | |
パッと見、10000点もない相手だもん、何振り込んでも2着のままだと思うけど。 | |
本当にそうかしらね。もう一度よく考えて御覧なさい。 ダンラスで立直をかけた対面との点差だけでいいわ。 |
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そう?じゃあ考える。 対面との差は、えっと、23100-7500=15600。 あ・・・。 |
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お気づきになりましたか? 満貫を直撃されてしまうと、きれいにひっくり返されてしまいますよね。 親とはいえ、アガリ牌2枚で押すのは、無謀です。 |
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対面の立直に刺さったら、まず2着は無理ね。 ここは、現物のを捨てて立直を回避しつつ、 に何かがくっついたら初めて立直の判断するくらいの慎重さがあっていいと思うのよ。 |
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言われてみればその通りだね。 このリーチ、キャンセル!・・・あれっ?できない!キャンセルできない! |
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ファエルが申しておりましたが、天鳳では、立直ボタンを押した後のキャンセルはできません。 | |
仕方ない、を捨てなさい。 刺さるとは限らないわ。どうなるかしらね。 |
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うん!通れ!打!! | |
・・・がくっ。無念。 一発じゃ、絶対に満貫あるよね・・・。 |
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あ・・・諦めないで下さい! ふたを開けるまで、結果は確定しておりません。 |
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えええええ!一発がなかったら大丈夫だったのぉ!? | |
対面からしたら、絶妙なタイミングでのだったわね。 るなちゃんの点差判断が招いた逆転劇だわ、ここは甘んじて3着になりなさい。 |
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上ばかりでなく、下も見ながら、最適な打牌を考えましょうね。 | |
はーい! | |
あら・・・いいお返事ね。ガッカリして、へこまないの? | |
もう二度と失敗しないもん! だから、今度間違えたら、へこむことにするよ。 |
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素晴らしいポジティブシンキング! るなちゃんなら、きっと大丈夫ですね。 |
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