ケーススタディ003 油断大敵
さーて、ようやく聴牌した。でも、役なし。
ひどい喰い仕掛けですが…聴牌しましたので、不聴罰符は避けられました。
でもねえ。つい今しがた、下家が生牌のを捨てたんだ。
で、上家が手の中からを出したでしょ。
上家、どう考えたって索子屋さん。がイマイチ捨てられないんだよね。
だから、聴牌はあきらめて、他の牌を捨てようと思うの。
なるほど。素晴らしい危険察知能力です。
点差を考え、ここは無理をせず、次局以降に勝負を持ち越すのですね。
ってことで、えいっ。
えっ…は100%安全牌ではなさそうですが。
上家は索子屋さんだから、はないでしょ。
対面の現物でしょ。
下家は、えーっと、分かんないけど、はないと思うよ。
…ほら。通った。
…。
(るなちゃん、そういうのを「油断」って言うんだよ…。)
で、最後の私の捨て番。
さっき通ったを、もひとつ並べて、っと・・・。
あーあーあー、これはひどい…。
え、なに?この、ロン?
うっそー!信じられない!
ほーら、いわんこっちゃない。
信じられないのは、るなちゃんの2枚目のだよ。
そんなあ…。
一巡前には通ったから、その直後なら、まだ大丈夫だと思うじゃん?
2枚目のは、確かにひどいです。
上家の合わせ打ちとなる、対面の、良く見ればも4枚目です。
安全牌はいくらでもあったのに、「さっき通ったから今回も通る」という、
理由にならない理由で、を捨てたのですから、ロンされても文句は言えません。
遠足だって、家に帰るまででしょ?
麻雀も、流局までは、何があるか分からないんだー。
降りるなら、100%安全牌!絶対忘れちゃだめだよ〜!
これはさすがに反省する。
油断大敵。降りるなら、100%安全牌を探す努力を止めないこと。
そうだよね?
その通りです。
これでまた、強くなりましたね。
今のその、くやしい気持ち、いつまでも覚えていてね。
そのくやしさが、るなちゃんの力になるよ!


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